当社のMAGPICKER🄬は元々研削盤という工作機械で、金属を砥石で研削した際に発生する微細なスラッジをクーラント液から除去するためのセパレータ装置がベースとなっております。

• 高いスラッジ回収性能と脱水の絞り性能が好評！
• 高性能を長期間発揮する耐久性が好評！
• 工作機械市場で15年の実績 国内シェアトップ（40%）
• 工作機械市場向けで50,000台以上の販売実績（2024年11月末時点）

当社では、 色々な新しい分野でもこのMAGPICKER🄬の良さを多くの方に体感していただくために研究開発を行っております。

固液分離 ・ 回収装置として活用

磁性微粉末を含んだ液体、 スラリーを回転する強力マグネットドラムに通すことで、 磁性微粉末のみを吸着させ、 排出します。 排出する手前にゴムローラーで脱水機構があるため、 乾いた磁性微粉末を回収することが可能です。

濃縮工程での活用

脱水機構を利用して磁性微粉末の濃縮工程での活用も可能です。他の固液分離・回収装置に対し連続性(生産性向上)、濃縮制御性(水分率の調整)に優れています。

水処理、土壌洗浄での活用

最高９,０００ガウスの高磁力マグネットドラムにより、微細な磁性粉末でも確実に液体と分離・回収が可能です。水処理、土壌洗浄等の現場では、磁性体を混ぜることにより汚泥・汚染物質の回収が可能です。

磁性微粉末の分離・回収を例にMAGPICKER🄬の基本構造を説明いたします。

• 磁性微粉末を含んだ液体、スラリーを流入口から流入させます。
• 磁性微粉末を含んだ液体、スラリーをマグネットドラム下側の通路（磁場通路）に通します。
• 回転するマグネットドラムが磁性微粉末を吸着します。
• 吸着した磁性微粉末は、 マグネットドラムにより液体から引き上げられます。
• 引き上げられた磁性微粉末は、 絞りローラにより濃縮され掻き取り板より排出されます。
• 磁場通路を通って磁性微粉末が除去された液体は排出口より排出されます。